初めてのケンカについて
今日はゆかちゃんと遊ぶ約束してたけど、彼女体調が悪くなったそうで、会えなくなっちゃった。体調大丈夫かな、ちょっと残念(´・ω・`)
昨日は彼とケンカした。一緒に夕食を食べた後、彼が発した一言にあたしが激怒。「しっかり惹きつけとかないと、他の女の子と浮気するかもよ」だって。「それはこっちの側からも同じことが言えるでしょ!一方的に要求してんじゃないわよ!」マジ激おこぷんぷん丸。
「男は浮気するのが当たり前だから、許してね、とか、は?て話でしょ。なめんな!女も経済力つけたら逃げれるようになるんだから、そういうこと言わない方がいいよ。」
「許してね、とは言ってないよ。ただ、やっぱり色んな女の子とやってみたいっていうのがある。でも、みどりに嫌われたくないから、浮気はしないようにがんばるよ。本当に、みどりに嫌われるのは怖い…。今まで人に好きって言われたことないから、そう言ってくれるみどりを失うのが怖いんだ。親も僕に関心を向けてくれたことないのに…。」
「うちの場合はちょっと特殊だけど、よーすけの家の場合はジェンダー問題でしょ!先進国でシングルマザーの貧困率がここまで高いの日本だけだよ!経済的に対等じゃないから、やり逃げされてもDV振るわれても抵抗のしようがない。そりゃ虐待も起きるわ!こんな不公平な状態で、対等な恋愛が成り立つ訳あるか!権力が均衡してて初めてゲーム理論も成り立つのよ。そこにつけ込んで男は浮気するものだから許せ、とかふざけんな!」
「やり逃げする気なんてないよ!不快な思いさせて本当にごめん!前付き合った子は手も握ってくれなかったし、みどりが初めて受け入れてくれたから、嫌われたくない…。親以外ケンカしたことないから、こういう時どう接したらいいのか分からない。どうしたら機嫌直してくれる?」
「よーすけはさ、あたしが他の人といっぱいセックスしててもいいわけ?」
「絶対イヤだよ!前言ったけどみどりが僕以外の人としてる夢見て、すごく嫌だった…。でも色んな女の子とやってみたいってのは変わらない。本当に浮気して、嫌だったらその時は別れてくれていいから…。」
「は?そういうのさ、思ってても普通言わないよね。本当にしたいなら、風俗に行くか、あたしにバレないようにしなさいよ。バレないように出来る自信があるんだったらだけどさ。」
「普通言わないものなの?よく分かんないんだけど。」
「そりゃそうでしょ!そんなんこっちに言われたって知らないわよ!浮気の話を平気で持ち出してもいいくらいの女だと思われてるのかって、傷つくもん、信頼出来なくなる。」
「ごめん。」
「私だって、他の男の人顔でかっこいいと思うことくらいあるし、それでもよーすけと今付き合ってるから、好きだから浮気しないようにって思ってるのに…。」
「本当にごめん、ありがとう。僕も大好きだよ、みどり。」
「末永く一緒に、叶うなら老いて死ぬまで。って言ってくれたのは嘘だったの?素直に感動したのに…。」
「違う!それは本当だよ!今もずっと、そう思ってる。愛してるよ、みどり。」
「ありがとう、私も愛してるよ、よーすけ。」
彼、元がいいからお洒落したらもっとかっこよくなりそうだし、今ノリに乗ってる職業についてるから、実際にこれからモテそう。ちょっと不安になる。あたしがサバサバしてて彼の趣味にあまり関心を持たない様子を見て、やきもち焼いたからあんなこと言ったのかな?
今日は生理来た。あと3日くらい出来るはずだったのに、残念。その代わり、仕事関連の社交会で疲れて帰ってきた彼に、手伝ってあげた。